優先順位について



分割したCNSの優先順位について説明したいと思います。
なんの優先順位かというと、ステイト番号の優先順位です。

ちょっとややこしいので例題を出して説明しようと思います。

今回は、上の３つのCNSファイルを例題に使いたいと思います。
ちなみに、上の３つのファイルの優先順位は下のようになっています。

st＞st1＞st2　＝　Nako.cns＞Nako_st.cns＞Nako_n.cns


優先順位が必要になるのは、次のような場合です。

例１
Nako.cnsで、[StateDef　1000]を使ったのにNako_st.cnsでも、
[StateDef　1000]を使ってしまった。
（つまり、同じステイト番号を使ってしまった場合）

例２
Nako.cnsで、[StateDef　-２]があるのに、Nako_st.cnsでも、
[StateDef　-２]を記述してしまってる。
（つまり、複数のCNSに[StateDef　-２]を使ってしまった場合）

例３
Nako.cnsで、[StateDef　-３]があるのに、Nako_st.cnsでも、
[StateDef　-３]を記述してしまってる。
（つまり、複数のCNSに[StateDef　-３]を使ってしまった場合）



つまり間違って記述がダブった場合に、使われます。

よって、記述ミスをしなければ、関係ない項目でもあります。
まぁ、一応、書いた記述とMUGEN上の動作が違う場合などに、
この優先順位を疑うぐらいな感じですかね。

ちなみに、上の例題はすべて、Nako.cnsの方が、適応されます。
Nako_st.cnsの方は、認識されません。