Dos&Win共用の
SFFファイルの作り方・補足
前回のSFF作成では説明しきれなかったコトについて、
新たに説明します。
前回では、簡単な画像の登録の仕方を説明しました。
今回は、新たに画像を追加する時のやり方を勉強したいと思います。
前回作った、基準となる画像を使えば、Unify-Bitmapを使って簡単にパレット統一が
出来ますが、基準となる画像にないパレットが使われてる画像の追加方法までは、
説明しませんでした。
今回は、前回説明しなかった、基準となる画像にないパレットが
使われてる場合の画像の追加方法について、説明しようと思います。
基準となる画像 | 基準となる画像にないパレットが使われてる画像 |
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上の画像のパレット | 上の画像のパレット |
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まずは、右上のように、新たに追加する画像のすべての色(パレット)を含んだ画像を
作ってください。(作ったファイルは『新パレットの基準画像』と呼称します。)
次にD-Pixedを起動してください。
下のように以前作った基準ファイルのパレットに対して空欄の場所に
新パレットの基準画像のパレットを移動させてください。
(パレットの移動の仕方は、Shiftキーを押したまま、マウスで移動したい色をドラッグします。)
最初の基準画像 | 新パレットの基準画像 |
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上の画像のパレット | 上の画像のパレット |
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次に、新パレットの基準画像のパレットを今迄、基準としていたファイルにコピーします。
まずは、新パレットの基準画像を選択して、上のようにパレットをコピーしてください。
その時に、追加するパレット番号の最初と最後をメモっといてください。
(マウスで選択すると、上のように番号がわかりますので。)
そして、基準の画像をD-Pixedで開き、上のように『貼り付け』を選択してください。
『貼り付け』を選択すると、上のようなウィンドウが出ると思います。
さっきメモった番号を上の2つに(今回の場合は37番と214番だった)
そして、基準の画像のパレットの空欄の最初の番号を下の欄に入力してください。
※ココら辺、やることが複雑なので失敗してしまうかもしれません。(汗)
がんばって覚えてください。(笑)
これで、2つの基準となる画像が出来たと思います。
新たなパレットの基準画像 | 新パレットの基準画像 |
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上の画像のパレット | 上の画像のパレット |
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この2つの画像を使っていきます。
では、次に、Unify-Bitmapで、新パレットの基準画像(右上の画像ね。)を使って、
追加画像のパレットを統一してください。
(やり方は、SFF製作法その1に載ってます。)
統一した画像をPCXに変換すれば、追加画像は完成です。
そして、今度は、左上の画像(つまり、『新たなパレットの基準画像』のことです。)
を使ってActファイル(パレットデータのファイル)を作ります。
まずは、IrfanViewなどで、新たなパレットの基準画像をbmpからpcxにしてください。
続いて、MCM(mcm20b-dev356)を起動してください。
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画像の追加 |
そして、上の項目を選んで、新たなパレットの基準画像のPCX画像を追加してください。
そして、このようにすれば、Actファイルを作ることが出来ます。
結構、長い道のりでしたが、これでやっと準備が完成しました。(汗)
これで、出来た素材は、下のようになります。
・新パレットの基準画像 ・新たなパレットの基準画像 ・Actファイル ・新たに追加する画像(パレット統一ずみPCX画像) |
このうち、必要なのは、Actファイルと追加する画像だけです。
あとは、別に破棄してもかまいません。(何かに使うかもしれないから残すのも良いかも知れませんが。(笑))
さて、それでは追加法ですが、MCMを起動して、以前のSFFを読み込んだら
このようにして、作ったActファイルを読み込んでください。
新たなパレットに、すべての画像が置き換えられると思います。
後は、普通に登録してOKです。
登録の仕方はSFFの作成を参考にしてください。
長くなりましたが、これで補足の終了です。
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